■ カントリーライフ

この飛行機のチケット代金は?

2009年8月30日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加





昨日は、「英国の空に不似合いなもの出現!!」
というタイトルにてレッド・アローズという英国空軍のチームのこを書きましたが、この「レッド・アローズ」には大金を払ってもよいという根強いファンのことについてふれました。




英国・コッツウォルズより愛をこめて




昨年(2008年)9月のことになりますが、レッド・アローズのパイロットたちが呼びかけたチャリティ・オークションに、参加したある英国人女性が150万英ポンド(約2億3千万円)でこのレッド・アローズに搭乗する権利を競り落としました。





英国・コッツウォルズより愛をこめて-英国のスター「レッド・アローズ」






レッド・アローズは全9機で編成されているのですが、このジュリー・ヘセルデンさんという方は、これで彼女自身を含む、家族・知人9人でこのレッド・アローズに搭乗する権利を得たのです。





彼女の夫は、英国・ヘスコ社のオーナーで、このヘスコ社という会社は英国・アメリカ軍がイラクやアフガニスタンなどで使っている、「ヘスコ防壁」を作っている会社になります。







ヘスコ防壁とはこんなものです。



英国・コッツウォルズより愛をこめて-ヘスコ防壁




このヘスコ防壁を購入すると、一束ごとにもれなくスイス・アーミー・ナイフ、懐中電灯、スクリュー・ドライバーなどの高品質の「おまけ」がついてくるようで、若い兵士のささやかな楽しみになっているということです。^^





英国・コッツウォルズより愛をこめて-ヘスコ防壁

折りたたんだ状態のヘスコ防壁(って興味ないですよね)あせる





さて話はオークションに戻ります。





RAF(英国空軍)のスポークスマンはこのできごとに関して



驚いてあいた口がふさがらない」 目



と発表しています。





このチャリティの売上金はHFH(Habitat for Humanity=人間居住環境団体)のために行われたもので、この団体は発展途上国の人々のために援助金を集めて居住環境を改善するような仕事をしています。





続けてスポークスマンは、





「確かにこのチャンスは一生に一度あるかないかのスペシャル・プライズでしょう。しかしそれにしてもこんなに気前のいい人がいるなんてビックリマーク



とも。



通常HFHの集めることのできる年間募金総額は約100万英ポンド(1.5億円)ほどになりますが、今回一回のオークションでその年額の1.5倍集めることができたのですから、それは想定外のできごとだったでしょうね。





それにしても、レッド・アローズに乗るために巨額の代金を支払う人も支払う人ですが、軍隊(=私の中ではあまりクリエイティヴなイメージがないのです)が、家に困っている人のためにチャリティを行うなんて本末転倒のような気がしています。





世界中の戦争や武器に使われているお金を困った人たちを助けたり、自然環境を保護することに回すことができればどれだけ有意義かといつも思ってしまいます。





今日は普通ではないチャリティのお話が出ましたが、明日は英国に根付いたチャリティの話題をお届けいたしましょう。



ペタしてね


You Might Also Like

6 Comments

  • Reply 自称:自遊人 2009年8月30日 at 6:28 AM

    1 ■そうだったのですか!
    子は親に似るなんて聴きますが、親も子に影響されますよね。
    良い影響を与える親にならなくては(今更もう遅いですが・・・・・・・)
    子がダメなら孫に託すか!?
    http://ameblo.jp/kazu257/

  • Reply  サミ  フローラル  2009年8月30日 at 7:02 AM

    2 ■わぁ~~迫力ありますね~~
    いいもの見せていただきました!!
    貴重のショット!!
    かっこいいですね~~
    さすがです。



    http://ameblo.jp/floral-salon/

  • Reply みっく 2009年8月30日 at 7:23 AM

    3 ■びっくり
    9人で2億3千万ですか。1人2千5百万強ですね。
    これが全額直接HFHへの寄付だったら、と思わずにはいられません。(–;)

    軍事は基本的に消費を旨とする分野なので やはり儲かるのでしょう。

    支払いは税金からなされるのだと思うと かなり複雑です。たとえ自分が払っている税金でなくても。(T-T)
    http://ameblo.jp/mik19700729/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月30日 at 10:56 PM

    4 ■Re:わぁ~~迫力ありますね~~(サミ  フローラル さんへ)

    > サミ  フローラル さん

    この「レッド・アローズ」は英国のスターですので、やはりかっこいいし人気もありますね。

    操縦しているパイロットの方もたまにテレビやラジオなんかに出演されていますが、お若いのに紳士的で落ち着いた方が多いようです。この「レッド・アローズ」のパイロットになるためには、それ相応のトレーニングや経験が必要になるため、精鋭の人の集まりですので当然といえば当然かもしれませんが感心してしまうのです。

    Mia


    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月30日 at 11:17 PM

    5 ■Re:びっくり(みっくさんへ)

    >みっくさん

    今日もコメントをありがとうございました!

    この金額には本当に目を見張るものがあると思います。このオークションで権利を競り落としたご夫人の配偶者が戦地で使われる備品を供給している会社のオーナーだということもなんだか‥‥。

    英国の軍事費はアメリカなどから比べるとずっと小さいですが、それにしても何兆円規模ですからね大変な金額です。

    Mia


    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月30日 at 11:37 PM

    6 ■Re:そうだったのですか!(自称:自遊人さんへ)

    >自称:自遊人さん

    こんにちは。今日もコメントをありがとうございます。

    本当に‥‥いまや私はその辺にいる鉄道マニアと会話ができるくらいの知識は持っていると思います。すっかり息子の影響を受けてしまいました。

    でも息子と出会わなければ知り得なかった世界を見せてもらって楽しんでいます。それまでは電車や飛行機は快適に乗って移動できればよい、としか考えていませんでしたが、いまでは旅行するにも楽しみが増えましたね。^^

    Mia


    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

  • Leave a Reply

    CAPTCHA