陶磁器・カップ

ブルーコペンハーゲン

2015年12月16日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

英国ファーニバル社による、有名なテーマ『(ブルー)デンマーク』のご紹介です。

『ブルー・デンマーク』 ファーニバル社1




非常に似たデザインの ロイヤル-コペンハーゲン-『ブルーフルーテッド フルレース』がとても有名ですね、下の写真をご覧ください。

ロイヤル コペンハーゲン 『ブルー・フル・レース』1

これらの『ブルーシリーズ』の歴史を少しご紹介させて頂きます。
それから、西洋陶磁器における貫入についても、少しふれさせていただきますね。

ロイヤル コペンハーゲン ファーニバル比較

上の写真をご覧くださいませ。ロイヤルコペンハーゲン社のオリジナルデザインと、ファーニバル社によるものの比較です。デザインは似ていますね、もちろんです、ファーニバル社によるイミテーションですので(これは「だます」意味合いの有る贋作とは違います)。

Mason Denmark Blue

他にミントンやメイソンのものもあります(上の写真はメイソンです)。

とは申しましても、ロイヤルコペンハーゲン社とてそもそもは中国あるいは日本のデザインを1776年ころから模倣したものらしいのですね。

18世紀、海運国家だったデンマークは中国に船団をおくり、陶磁器をはじめとする中国製品を大量に仕入れて、他国に販売するという貿易産業が盛んでした。

その中で、自国でもなんとか東洋のデザインを模倣した製品がつくれないかということで、ドイツのマイセンにつづいてデンマークの王室の庇護の下、ロイヤルコペンハーゲンも苦難の末に開発に成功しました。

また、ファーニバル社は1850年代からこのパターンを製造し始め、1968年に窯を閉じるまで一切変更を加えなかったとのことです。

『ブルー・デンマーク』 ファーニバル社2

残念ながら写真では陶磁器の質感をお伝えするのが難しいのですが、ロイヤルコペンハーゲン社のものはガラスのように硬くて薄い白器を使用するのに対し、ファーニバル社のものは柔らかく少しクリーム色がかった陶器を使用しているようです。
 
スタッフォード地域の有数の窯元であった同社は英国伝統のマテリアルを使用したかったのでしょうか、そうせざるを得なかったのでしょうか、両方であったかもしれません。

いずれにいたしましても、ファーニバル社のものは、厚みのある温かい感じのあるブルー・デンマークに仕上がっています。

また磁器ではなく陶器ですので光を通さず、少しクリームがかった柔らかな色合いです。この点もロイヤルコペンハーゲンのものと比較なさってみてください。両方お持ちになられますと本当に楽しいですよ。

こうして2社の作品を比較いたしますと、絵柄・デザインのパターンは酷似していても、マテリアルの違いが作品に決定的な違いをもたらすことがよくわかりますね。

『ブルー・デンマーク』 ファーニバル社3
              ↑
ファーニバのブルーデンマークの詳細はこちらからどうぞ。

一応、まだ下記のランキングにも参加しているらしいです(笑)
よろしければ、下のバナーをクリックしていってくださればうれしいです ラブラブ

 人気ブログランキングへ blogram投票ボタン  イギリス 英国 アンティーク
イギリス 英国 アンティーク

You Might Also Like

No Comments

Leave a Reply

CAPTCHA