■ カントリーライフ

英国の空と無関係なもの

2009年8月28日
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英国の空と無関係なもの‥‥それは



「雲ひとつない青空」



という言葉だと思います。






英国・コッツウォルズより愛をこめて




一年を通してほとんど



「真っ青な空」



とはあまりご縁がないのがこの国の空ですね。







たとえ、カラッと晴れた夏の空であっても、ぽかんと雲のひとつくらいうかんでいます。





英国・コッツウォルズより愛をこめて




海外へ出かけて帰ってくると、一面に広がる緑、連なる丘、そしてそこに戯れる羊の群れに加え、この空を見ると「英国にもどってきたんだなー」としみじみ感じます。





英国の空に雲があることは、有名で画家のウイリアム・ターナーやジョン・コンスタブルの絵にも英国らしい空がたびたび登場します。




英国・コッツウォルズより愛をこめて

  ターナー 「雨、蒸気、スピード-グレート・ウェスタン鉄道」






英国・コッツウォルズより愛をこめて


 コンスタンブル 「_主教の庭から見たソールズベリ大聖堂」





もし、英国においでになることがありましたら、じっくりと空を眺めてみてください。雲の形の変わり方がとても早いことにお気づきになるでしょう。





あまりにも雲の動きの速さと複雑さに天気予報官は頭を悩ませているに違いありません。英国の天気予報って本当にあたりませんから。



それに場所により本当にお天気がかなり違います。歩いて5分ほどの距離でこちらは快晴なのに向こうは大雨というようなことがよくあります。





雨が降っても英国人は傘なんてさしません。たとえスーツを着ていたってびしょぬれになって歩いている人はたくさんいます。







私が分析するところによりますと(エヘン)、これには大きく分けてふたつの理由があるとふんでいます。





まず、ひとつ目の理由ですが、



「いつ雨が降るか降らないかわからないので、

始終傘を持ち歩きたくない」



というものです。







これはこちらに住んでみるとよくわかるのですが、ちょっとした雨が急に降ってくることが時々あるので、その「時々」のためにいちいち傘を毎日持ち歩きたくなくなるのです。少しでも身軽な方がいいですよね。







そしてふたつ目の理由です。



「ジェントルマン・レディたるもの何事があろうとバタバタと慌しく走るなんてみっともない」



ということがあげられると思います。





英国人、本当に走りませんよ~。







学校の始業のベルが遠くで聞こえていようと、会議の時間がこようと、デートの待ち合わせにおくれようと、そして大雨が降ろうと。



電車やバスに遅れそうな時でもよほどのことがない限り、英国人は走りません。



走る = バタバタする = みっともない



の構図が子供の頃から頭に叩き込まれているので、雨が降ったくらいではそんなみっともない真似はできないでしょう?プライドが許しません!


話は戻りまして、そんな「雲ひとつない青空じゃない」のが、英国の空の魅力です。



そんな美しい英国の青空に不似合いなものが出没しました(UFOじゃないですよ)。明日はその話題をお届けしたいと思います。


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18 Comments

  • Reply kanayoko 2009年8月28日 at 5:06 AM

    1 ■ロンドナーという
    名の娘感覚の女性がいます
    英国の道あんない2番目さんに
    ありがとうです
    http://ameblo.jp/kanayoko/

  • Reply gerrard 8 2009年8月28日 at 6:23 AM

    2 ■はじめまして
    はじめまして
    今私は 英語勉強中です
    今までネイティブ アメリカ英語勉強していました イギリスにいきたいのですが 訛りや イントネーション はやはり
    アメリカ英語ばかりでは苦労しますよね?
    http://ameblo.jp/torres9gerrard8/

  • Reply 杏(あん) 2009年8月28日 at 7:55 AM

    3 ■おはようございます!
    知りませんでした!
    イギリスの方は 「走るのはみっともない」という
    観念があるんですね~。
    私なんて よく 小走りするので
    本当に 落ち着きのない人に見えるんでしょうね。
    http://ameblo.jp/windoflira/

  • Reply ドーリー 2009年8月28日 at 8:29 AM

    4 ■すてきなお城!?
    なんてかわいい建物があるのでしょう~♪

    やはり大きくて有名な建物しかしらないので、
    こんなに素朴で可愛いお城?はじめてみました。

    たくさんのお写真 楽しみにしています☆
    http://ameblo.jp/dollynail/

  • Reply kabotan 2009年8月28日 at 8:49 AM

    5 ■おお~
    2枚目の写真、なんて素敵でしょう。古城が好きなので、機会があれば国内国外問わず、あちこち見て回りたいものです。
    http://ameblo.jp/lonmorris/

  • Reply ani-059974 2009年8月28日 at 12:18 PM

    6 ■今日は!
    イギリスのホテルのエレベーターに閉まるのボタンが無かったので、「さすがジェントルマンの国」だと思いました(ノ゚ο゚)ノ
    http://ameblo.jp/ani-059974/

  • Reply 田園くらしすと 2009年8月28日 at 3:20 PM

    7 ■冬も
    晴れないんですか?
    よく似た風景のこちら北海道十勝ですが、夏は薄曇りの日が多くて、冬はピーカンの天気が続きます(十勝晴れと呼ばれます)

    http://ameblo.jp/denen-kurashi/

  • Reply ぷりん 2009年8月28日 at 11:47 PM

    8 ■ターナー、素敵でした!
    私が滞在した今年のG.W.はラッキーなことに
    お天気に恵まれました。

    でもやはり朝の予報は雨だったので
    覚悟して美術館に出掛けて外に出ると
    『超・快晴!!』ってパターンでしたので、
    Miaさんの仰るとおり予測が難しいようですね。

    ちなみに、ロンドンのテート・ブリテンで
    ターナーの作品を集めた部屋も拝見しましたが、
    あの独特の靄がかった風景画に、
    とても感動しました。
    http://ameblo.jp/purin040304/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月29日 at 1:36 AM

    9 ■Re:ロンドナーという(kanayokoさんへ)

    >kanayokoさん

    今日はコメントを残してくださりありがとうございました。

    これからも英国のカントリー・ライフを中心に楽しい情報をお伝えしてまいりますので、ぜひまたおたちよりくださいませ。

    Mia


    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月29日 at 3:30 AM

    10 ■Re:はじめまして(gerrard 8さんへ)

    >gerrard 8さん

    こんにちは、はじめまして。

    英国には様々な国から移住してきた人たちが多くいますので、特にロンドンあたりでは外国人の英語になれた人が多いですので、アメリカ英語であろうと日本語訛りの英語であろうと関係ないと思います。インド方面からいらした方などかなり訛りが強いですが、堂々とインド訛りの英語を話していらっしゃいます。それはアメリカ国内でも同じことが言えると思います。

    外国人にとってネイティヴのように話すことはほぼ不可能ですので、英語のイントネーションや訛りを気にするよりも、

    ①自分の伝えたい意思を持つこと、そして

    ②それを自分の言葉で論理的にはっきりと説明できるようにすること(母国語でよいのです)、

    この二点がおもに大事な点ではないかと思います。

    上記のスキルがありますと、「伝達道具」である英語のできが多少まずくとも物事は伝わるようですね。^^

    と、偉そうなことを書いてしまいましたが、そのあたりはあまり英会話教室ではおしえてくれないような気がするので、あえて書かせていただきました、気を悪くしないで下さいね。

    ぜひ英語と上記スキルをマスターして、いつかgerrard 8さんの夢をかなえてくださいね。

    Mia

    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月29日 at 3:35 AM

    11 ■Re:おはようございます!-杏(あん)さんへ

    >杏(あん)さん

    おはようございます。今日もコメントをありがとうございました。

    そうなんですよ~。「走るのはみっともない」と考えている英国人が多いようですよ。

    私も日本にいるころは、歩く速度は飛脚並み(!)、電車やバスに乗るために大急ぎで階段を一段とばしで駆け上がったりしてましたが、いまは変わりました。^^ ところ変われば‥‥ですよね。

    Mia


    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月29日 at 6:42 AM

    12 ■Re:すてきなお城!?(ドーリーさんへ)

    >ドーリーさん

    この塔は、コッツウォルズのブロードウェイという街のはずれにありますブロードウェイ塔といい、1799年に英国の建築家ジェームズ・ワイアットによってデザインされ建てられました。

    この塔の目的は、有事の際「のろし」をあげるために建てられたようで、この建設を依頼したコベントリー伯爵夫人はこの塔から22マイル離れたウースター州の自宅からのろしを確認したようです。^^ 昔の貴族のパワーはすごいですね。

    Mia


    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

  • Reply keiko 2009年8月29日 at 10:03 AM

    13 ■傘を持たない・・
    ウインブルドンを見ていて 思います
    青空~雨~晴れ
    みんな 濡れながら待っていますものね
    屋根が出来て良かったのか どうか・・
    私はあの待っているのも好きでした

    5月にオランダに行った時
    やはり同じことを教えてもらいました
    ずぶ濡れになって困る程の雨は年に数回
    日本と違うのよって

    お天気も気質も
    しっとりと落ち着いたのが英国なんですね
    http://ameblo.jp/chorochoro2000/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月30日 at 7:47 PM

    14 ■Re:おお~(kabotanさんへ)

    >kabotanさん

    これは一見お城のようなんですが、コッツウォルズのブロードウェイという街のはずれにありますブロードウェイ塔といいます。

    英国にはお城以外にもこのような目的が不明の建物がいろいろとあり、このような建物を「フォリー(folly)」といいます。そもそもフォリーという単語には「愚かなこと」というような意味がありますので、このような目的がはっきりしない建物をフォリーと呼ぶようになったようです。

    とはいえ、このように景観に美しく溶け込むフォリーは私は大好きですね。

    Mia


    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月30日 at 7:51 PM

    15 ■Re:今日は!(ani-059974さんへ)

    >ani-059974さん

    確かに。ani-059974さんご指摘のとおり「閉」のボタンがあるエレベーターは英国にはあまり多くないですね。

    これもやはり「急ぐことはみっともない」という意識の表れでしょうか?でも最近では「閉」ボタンのあるエレベーターが進出してきましたね。忙しいこの時代、ジェントルマンだとか言ってられなくなってきたのかもしれませんね。^^

    Mia


    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月30日 at 9:38 PM

    16 ■Re:冬も(田園くらしすとさんへ)

    >田園くらしすとさん

    英国の冬は暗いですね~。まず日が昇るのが午前8時を過ぎてからそして夕方4時には暗くなりはじめます。十勝晴れとはうらやましい限りですね。

    いつの日が私のブログでもご紹介することがあるかとは思いますが、その中でもたまに晴れた日の美しさは文字にするのが難しいくらいの美しさがあります。

    Mia



    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月30日 at 9:54 PM

    17 ■Re:ターナー、素敵でした!

    >ぷりんさん

    このたびもコメントをありがとうございました!

    ぷりんさんはターナーがお好きなんですね?英国を代表するアーティストのファンだと聞くと私までなんだかうれしくなってしまいます。

    英国では画家としてはやはりターナーがいちばん人気で、ぷりんさんが訪れられたテート・ブリテンでまた今年の9月23日(水)から2010年1月31日(日)まで「ターナー・アンド・ザ・マスターズ 」と題しまして、ターナーと、レンブラント、ルーベンスなど巨匠の作品約100点を一挙に公開するエキシビションが催されるようですね。

    英国では大英博物館をはじめ、このテート・ブリテンも入場料が無料というのは英国の寛容さだと思います。ただし、上記の催しには料金が必要にはなります。

    Mia


    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

  • Reply 英国アンティークス・Mia 2009年8月30日 at 10:48 PM

    18 ■Re:傘を持たない・・

    >keikoさん

    コメントを残していただきましてありがとうございました!

    オランダでもお天気は不安定なんですね。オランダに行ったときは、皆さんが自転車で街中を自由に走り回っているのをよく見かけました。自転車で早く移動できる分、少し濡れるのがましかも‥‥。

    そういえばウィンブルドンは雨に濡れながらも楽しそうに待っている観客が印象的でしたよね。便利になっていく分、古い英国の伝統も廃れていってしまうのでしょうね。

    Mia


    http://ameblo.jp/eiokuantiques/

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