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7月 2009

■ 花とガーデニング

ゲリラ・ガーデナー

2009年7月31日

ペタしてね



英国にはかなりユニークな方々がたくさんいらっしゃるんですが(いい意味で、ですよ)、その中でも楽しい方をご紹介したいと思います。



その方の名前は、リチャード・レイノルズさんおっしゃる方で、肩書きは、作家・ミュージシャン・広告コンサルタントとゲリラ・ガーデナーということです。







ゲリラ・ガーデナーって何?







英国でそんなお仕事があるの?







と不思議に思われるかもしれませんが、これは英国の普通のお仕事 です ではありません。





英国・コッツウォルズより愛をこめて



     本も出版されてます。







この方をはじめ、ゲリラ・ガーデニングを行っているグループは、手入れがされてない土地を勝手にガーデニングをしてきれいにしてしまおう、というコンセプトで、活動は世界各地に広がっているということです!?







英国・コッツウォルズより愛をこめて



アメリカでは無料広告の箱に勝手に花を植えてしまいました。





彼らは、純粋に街のあらゆるところに点在する、雑草だらけの土地やゴミ捨て場になりかけているような土地を見つけると、花を植えてきれいにしたら街がきれいになるだろう、ということだけを考えて活動しているようなのですね。







英国・コッツウォルズより愛をこめて-ゲリラ・ガーデナーたち








主にはラヴェンダーやハーブ類の手をかけずともよく育つような植物を植えるているようですが、最高10人までのグループで荒地に集合し、土を掘り返して花を植えるのが彼らのやりかた。







フェンスがあって中に入れないようなところでは、自分たちで作った「種爆弾」と彼らがよぶ、植物の種と肥料、粘土などを混ぜ合わせた土のお団子のようなものをその土地に放り投げて、植物が育てる手助けをするそうです。







英国・コッツウォルズより愛をこめて-ゲリラ・ガーデンの前後







このリチャードさんは、この活動をニューヨークでも行ったことがあるようで、今後ますます世界に広げて生きたいとの考えをお持ちのようですので、いつか日本にも現れるかも‥‥!






英国・コッツウォルズより愛をこめて-ゲリラ・ガーデナー



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■ カントリーライフ

ワイルド・フラワーズ

2009年7月30日



英国の花の美しいところは、お城やマナーハウス、公園などの管理が行き届いたところばかりではありません。

ドライヴしていても「きれいだなー」なんて思うのが、道端に咲いているワイルド・フラワー、要するに「野草」なんですね。野草っていっちゃうと、かわいくないんですが‥‥。







英国・コッツウォルズより愛をこめて

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特にこの時期美しいのが、ポピーですね。英国人にとってはポピーは第一次大戦の悲しい思い出の花というイメージがあるようです。それは、第一次世界大戦の激戦地フランドルの野に咲き乱れていたから、ということです。これに関する記事を後日書きました、よろしければコチラ
からご覧になってください。







英国・コッツウォルズより愛をこめて








そんなポピーですが、野原一面に咲く姿には目を奪われます。曇っている日でもまわりがパッと明るくなるようです。






英国・コッツウォルズより愛をこめて








自生しているワイルド・フラワーにはポピーだけでなく、マーガレットやルピナス、ジギタリスなんかも咲いているので、その中を歩いているとまるでおとぎ話の中に迷い込んだよう‥‥。






英国・コッツウォルズより愛をこめて








英国のカントリー・サイドでしたら今の季節、どこでもポピーの畑が見られるんですが、コッツウォルズ地方でしたら、ウィンチ・クームの近くの畑が見ごたえがあります。



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■ 花とガーデニング

この花の名は?(2)

2009年7月28日

ペタしてね



英国・コッツウォルズより愛をこめて-ピンクのかわいい花





少し前のブログに「この花の名は?」
と題しまして、名前のわからない花の名前を皆さまにお尋ねしたところ、いろいろなご意見を頂戴したのに気をよくして、というわけでもないですが‥‥もし下の花の名前に心当たりのある方がいらっしゃいましたら、おおしえいただけませんでしょうか?





まずは、このお花‥‥?



英国・コッツウォルズより愛をこめて-スノー・ヒルで見つけたかわいいお花

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これはコッツウォルズのスノー・ヒルズ(ここもすばらしいところなので、いつかブログに書きます)に、自然にこんな可愛らしい花が咲いていました。誰にも見向かれもせずひっそりと咲いていたのですが、あまりの美しさとめずらしさに写真に収めてまいりました。







花(ピンクの部分)の高さは8cmくらいで、植物そのものの高さは23cmくらいです。おわかりになりますか?







続いては、これ‥‥?






英国・コッツウォルズより愛をこめて



この花は、蔓性で大体は針葉樹(常緑樹)の植え込みの中に、木に絡まって咲いています。蔓の長さは4m以上はあると思われます。





花、その物の口径は約1.5cmで、蔓状の茎からぶら下がるようにして団体さんで咲いています。







さて、次はなんでしょう?




英国・コッツウォルズより愛をこめて





実は、この花は我が家に咲いている花ですが、私は名前を知っているんですが、ちょっとめずらしいのでクイズにしてみました。月下美人に似てますが、昼間も咲いているんですよ。何の花かおわかりになりますか?



答えは明日をお楽しみに‥‥。



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■ カントリーライフ

英国のスーパー・マーケット

2009年7月27日

ペタしてね




今日は、我が家からほど近いところに最近オープンしたあまり大きくはありませんが、ちょっとだけ高級品志向が見られるスーパー・マーケットについて書いてみることにします。






英国・コッツウォルズより愛をこめて-スーパー・マーケット

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オリーブは英国の食卓やレストランの前菜、またはおつまみとしてよく食されます。普通の黒や緑のオリーブはもちろん、ギリシア風にチーズが入っていたり、チリが挟み込んである辛いタイプなど様々なものがあります。





英国・コッツウォルズより愛をこめて-スーパー・マーケット







日本と比べて充実しているように思うのは、チーズのコーナーです。このあまり大きくないスーパー・マーケットにさえ、常時50種類以上はあります。






英国・コッツウォルズより愛をこめて-スーパー・マーケット






英国・コッツウォルズより愛をこめて-スーパー・マーケット


このようなカウンターで販売されているチーズは、ひと切れ味見させてもらってから、好きな分量だけ買うことができます。これ以外にも、いわゆる量産品のチーズのコーナーも別にあります。







パンのコーナーには、バゲットをはじめフランスやイタリアのパンが中心にならんでいます。



んっ、英国のパンは?



あー、ありました。その他のパンのコーナーに‥‥A=´、`=)ゞ





英国・コッツウォルズより愛をこめて-スーパー・マーケット







お菓子の材料のコーナーです。粉類からデコレーションまでいろいろとあります。いちばん上の段にあるのは、ラヴェンダー・シュガー、バニラ・シュガー、シナモン・シュガーですが、だいたい500g程度入っています。このひと瓶はちょっと使いきれないと私は思うのですが、いかがでしょうか?







こんなにたくさんのラヴェンダー・シュガーはいらないけど、ちょっとだけ試してみたいわ、とおっしゃる方のためにラヴェンダー・シュガーのレシピを書いておきましょう(レシピというほどではないんですが)。







お砂糖100gにラヴェンダーのつぼみを1.5g加えて混ぜ込むだけ。たったこれだけで、ラヴェンダー・シュガーのできあがりです、お試しあれ







ラヴェンダー・シュガーはクッキーやスコーン、そして紅茶に入れてもよろしいかと思います。いつもと違った雰囲気のティ・タイムになることうけあいですよ。







英国・コッツウォルズより愛をこめて-スーパー・マーケット






ワインのコーナーもかなり充実しています。



この季節どうしても、ピンク(ロゼ・ワイン)のコーナーに目が釘付けになってしまいます。

写真には載っていませんが、贈答用のピンクのラッピングがしてあったりして、とってもかわいいんですよ。





英国・コッツウォルズより愛をこめて-スーパー・マーケット



やはりここにも世界に誇る日本の「キッコーマン」があります。緑のラベルは減塩タイプだそうで最近新発売になったようです。


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■ カントリーライフ

英国カントリーサイド・ある日のランチ

2009年7月26日




先日「バーンズリー・ハウスを征く」
でとりあげました、ちょっと贅沢なランチとうって変わって、私の普段のランチを少しだけお見せしようと思います、と申しますのも、このブログの食べ物の記事を振り返ってみると、普段食以上というような記事が多かったので、英国では普段はこんなものも食べてるよ、というような意味で書いてみることにしました。





サラダのみ ナイフとフォーク ‥‥です。





かなりシンプルです、というと聞こえがいいですが、質素な食事でしょ。







    英国・コッツウォルズより愛をこめて

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でも夏の暑い日の屋外での食事にワインははずせません。

今回はドイツのリースリング(2007年)と一緒に。

とはいえ、私そんなに強い方ではないんですよ。

念のため‥‥。





日本にいるときは、昼間からアルコールなんて考えられなかったですが、この国ではビジネス・ランチにアルコールが出ることもあるくらいで(少ないですが)、普通のお食事にはグラス・ワインくらいはつきものです。 ニコニコ





英国・コッツウォルズより愛をこめて






今回は、スーパー・マーケットの量り売りで買ってきた、ごはんのサラダ。日本の方が見ると、



「えーっ、ごはんをサラダにするのー?ちょっと私はねぇ」



とおっしゃる方が多いんですが、これが結構いけます。ただし、私が在英暦10年ということを差し引いて聞いていただいたほうがいいかもしれませんね(^o^;)





自分では日本人の味覚を持ち合わせていると信じているのですが、だんだんと英国の味に染まってきている自分に気がつくことがありますので‥‥。



勇気のある方は、英国にいらしたときに一度おためしくださいませ(*^▽^*)





お隣は、トマトときゅうり、そしてギリシアのチーズのサラダ。



こういう食事が晴れた夏の午後にぴったりなんです。





英国・コッツウォルズより愛をこめて





デザートには、ベリー類が欠かせませんね。これは英国の夏の風物詩です。

今回は、イチゴ・ラズベリー・ブルーベリーとオーソドックスにしましたが、その他ブラック・ベリー、アカフサスグリ、クロフサスグリ、マルベリー、セイヨウスグリなどがよく英国の食卓にあがります。







英国・コッツウォルズより愛をこめて-レッド・カラント




         レッド・カラント(アカフサスグリ)





   英国・コッツウォルズより愛をこめて-ブラック・カラント



         ブラック・カラント(クロフサスグリ)







英国・コッツウォルズより愛をこめて-グズベルー



          グズベリー(セイヨウスグリ)




英国・コッツウォルズより愛をこめて-サマー・プディング



英国名物「サマー・プディング」です。これも英国人にとっては外せない夏のデザートです。私も大好きです。





英国のホームメイドのスイーツを作りたい方にはこちら。

母から娘へと伝わってきた伝統のスイーツがいっぱいですラブラブ

ジュリー・カレンの英国伝統のホームメイドお菓子/ジュリー・カレン


¥1,470
Amazon.co.jp


とまぁ、英国のフツーの食事(夏バージョン)を書いてまいりましたが、日本の日本のデパ地下の、たとえば‥‥30品目サラダや、お腹すっきりシャキシャキ・ファイバー・サラダ(?)などなどから比べますと、かなり質素な食事ぶりであることがお分かりいただけると思います。







もしも叶うならば、私は日本のデパ地下を持ってきたいですね。日本に帰ったときには、毎回堪能してます。日本の皆さま、どうぞご自身の幸せを存分に感じてくださいませね。







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Mia のブログ

初めてのプレゼント

2009年7月25日

ペタしてね



私は今年の6月からブログを始めたばかりなんですが、先日はじめて サミ フローラル さん
よりプレゼントというものを頂戴いたしました。






驚くやら、うれしいやら‥‥









たぶんご存知の方が多いんだとは思いますが、私にとってはじめてのプレゼントでしたので、ここにご紹介させていただきます。





まずは、こんなプレゼントが届いてました。








英国・コッツウォルズより愛をこめて







でおそるおそる(?)開けてみると‥‥











こんなラブリーなキティちゃんが入っていました。







プレゼントを開けるときって、何歳になってもわくわくしてしまいますよね。








サミ フローラル さん
どうもありがとうございました!







サミ フローラル さん
はプリサーブドフラワー、トールペイント、ソ-プカービング、カルトナージュ、パーチメント、スクラップブッキング、ワイヤークラフト‥‥などなどの達人でいらして、ブログの中で素晴らしい作品をたくさん発表していらっしゃいます。よろしければ一度お訪ね下さいね。







これをまたひとつの励みにして、今後とも楽しい英国のカントリー・サイドの情報をお伝えしてまいりたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。





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■ 英国アンティークス

シルバーのトリンケット

2009年7月25日




昨日の記事では、英国の貴族社会をほんのちょっとだけのぞいて見ましたが、こちらの貴族社会で愛されているもののひとつにシルバーがあります。



今日ご紹介いたしますのは、シルバーでできましたデコラティヴなトリンケット・ボックスです。






英国・コッツウォルズより愛をこめて-シルバー・トリンケット


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長さは約13cmくらい、高さは4cm程度になります。








英国・コッツウォルズより愛をこめて-シルバー・トリンケット








スターリング・シルバー(純銀製)です。

重さは約82gです。







英国・コッツウォルズより愛をこめて-シルバー・トリンケット







蓋の部分に「E」のアルファベットが刻まれています。

エリザベスという名前の方が、持ち主だったかもしれませんね。







英国・コッツウォルズより愛をこめて-シルバー・トリンケット







スターリング・シルバーかつ細工が細かくデコラティヴですのでおそらくは高貴な方の持ち物だったのではないかと推察されます。







どういう人が、どういう風に使っていたのか‥‥そういう想像をするのって楽しくありませんか?





アンティーク・コレクションの楽しいところは、その物のもつ魅力もありますが、その物の持っていたであろう背景・歴史などを探ることが私の場合は大きいですね。







歴史、と言っても学校で習った歴史のお勉強だけでなく、たとえばこのトリンケット・ボックスの場合は、どんな人のどんな部屋に置かれていて何を入れるために使われていたのか‥‥







そうやって調べていくうちに学生のときは興味のなかった歴史も、アンティークを通じて急に人の息吹を感じたとたんにすーっと頭の中に入ってくるんですよ。




英国・コッツウォルズより愛をこめて-シルバー・トリンケット




このトリンケット・ボックスは1902年にチェスターで作られました。





あなたなら何を入れますか?




P.S.



神戸・芦屋・西宮で本格的な紅茶教室を開かれていらっしゃいます、Tea*School*TALONさん
からコメント欄に「シルバーの勉強をもう一度したい」とメッセージを頂戴いたしまして、シルバーファン必見のこの本のことを思い出しまして追記しております。





眺めているだけでハッピーになれるこんな本があります。シルバーファンならご存知でしょうか?




食卓のアンティークシルバー


大原 千晴





Tea*School*TALONさん
、ありがとうございました。



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  英国のすばらしい人々

英国の貴婦人方

2009年7月24日



先月7月17日から、結局は一週間にわたって書いてまいりまいました、「バーンズリー・ハウスを征く
」シリーズですが、その中で、この邸宅のオーナーであった、ローズマリー・ヴェレイ夫人について少しふれたんですが、今日は英国の上流階級のご婦人方のライフ・スタイルについて書いてみたいと思いました。





英国・コッツウォルズより愛をこめて

    ヴェレイ夫人デザインのラバーナム・ウオーク




上記ローズマリーさんは、バーンズリー・ハウスのオーナー一族であったデイヴィッド・ヴェレイ氏と結婚されてからヴェレイ夫人となられるのですが、4人のお子さんを育て上げた後、40歳くらいからプロフェッショナルなガーデナーとして輝かしい経歴を作られることとなるんですね。







この情報は、いつもこちらを訪れて下さっているMeguさん
が、そのローズマリーさんについて3月のブログ
で書かれているので、こちらを参考にさせていただきました。Meguさん
のブログには生前のローズマリーさんとそのご家族の貴重なお写真も掲載されていますので、ぜひご覧になってくださいね。







ローズマリーさんは子育てをほぼ終えられた40歳という年齢から、第二の人生をスタートさせて未亡人となられた後もよりキャリア・アップをしていくのです。







そして顧客にプリンス・オブ・ウェールズ(チャールズ皇太子)や歌手のエルトン・ジョンをはじめ、アメリカのニューヨーク・ボタニカル・ガーデンからデザインを依頼されるなど確実にキャリアを積み重ねていきます。






すごいと思いませんか?







それもローズマリーさんはいわゆる英国の上流階級に属する方ですので、生活に窮した挙句キャリアの道を選んだわけではないんですね。





英国の上流階級の奥さまというのは、「奥」さまではおさまらないんですね。





実は私の周りにも、マナー・ハウスにお住まいの、いわゆる上流階級の奥さまがいらっしゃるのですが、そういった方がいらっしゃるのですが、ほとんど皆さん何らかプロフェッショナルなポジションを築いていらっしゃるのには感心します。







私も日本にいる頃や、こちらに来て間もない頃、まだそういった方々とお付き合いのない頃は、上流階級の人たちは、毎日着飾り、おいしいものを食べ、コンサートに行き、たわいのない会話を楽しんでいる、というような失礼な想像をしていましたが、現実はそうではないようです。







英国・コッツウォルズより愛をこめて


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この国では階級に関係なく、ただきれいに着飾ってアフタヌーン・ティを楽しんでるだけでは、尊敬されないようで、それは社交界でも同じことが言えるようです。







それだけではなく、皆さん年齢にも負けないパワーを感じます。



40歳の声を聞くと



「もう年だから‥‥」



「私の若い頃は‥‥」



なんて言ってしまいがちですよね。



でも、それを口にしないところが、この国の上流階級の人たちなんです。







当然、自分の年のことは意識されているに違いないのですが、それを口にした段階でその言葉に甘んじてしまうので、あえてそういったネガティヴなことを口にしないんです。言い意味でのプライドをお持ちで、そういったところは、私自身も共感できます。







外から見れば気楽に見えるかもしれない上流社会、でもその中で生きるためには、それ相応のパワーが必要なんですね。







その中で、いつも気を張って生活していらっしゃる方々なので、外の世界に出ても持ち合わせたパワーが出てしまうようで、この国のそういった社会にいらっしゃる方々は他の方面でも第一線で活躍されていることが多いように見受けられます。







今回のバーンズリー・ハウス・シリーズ
を通じまして、ヴェレイ夫人のことをよく知ることになり、彼女のような人生がすごせたら素晴らしいと感じましたので、日本の皆さまにも少しでもローズマリー・ヴェレイ夫人のことを知っていただけたらうれしく思います。





もし、今回のバーンズリー・ハウス・シリーズ
がお気に召しまししたら、この本もきっと気に入っていただけると思います。リンクを張りながら何なんですが、よろしければ一度書店で手にされて、立ち読みでもいいので見てください。きっと英国貴族の生活を感じられますよ。

図説 英国貴族の城館―カントリー・ハウスのすべて (ふくろうの本)/田中 亮三


¥1,890
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 訪れたい英国の風景

バーンズリー・ハウスを征く (最終日)

2009年7月23日

バーンズリー・ハウスを征く 1-4
」、および番外編の(1)(2)
にお付き合いくださった皆さまありがとうございました。






タイトルこそ「バーンズリー・ハウスを征く 」となっておりますが、番外編になったあたりからバーンズリーをすっかり離れて、バーンズリーからほど近いバイブリーについて話は移っております。







そして、昨日はバイブリーの中にある「バイブリー・コート」というマナー・ハウス・ホテルにて結婚式があったというお話をいたしました。







この季節の英国のお天気はいいので、6月から7月に結婚される方が多いようです(以前にも英国の結婚式についてのブログ
を書いておりますのでよろしければご覧になってくださいね)。







英国・コッツウォルズより愛をこめて


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結婚式を終えて、皆さんで記念撮影をされています。







英国・コッツウォルズより愛をこめて





いまから始まるパーティのお飲み物もばっちりです。

タイミングを見計らってゲストに配られます。







後ろに見えている白いマーキーは万が一の雨のために用意されていますが、中もたくさんの花やリボンなどできれいにディスプレイされています。







英国・コッツウォルズより愛をこめて

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最近の英国では「スマート・カジュアル」がキーワードになっていまして、あまりフォーマルに着飾る方は少なくなっているようにお見受けしました。



でも、スコットランド出身だと思われる男性は、スコティッシュのフォーマル・ウエアであるキルトを身に着けられていらっしゃいました。







英国・コッツウォルズより愛をこめて



中にはこんなかわいいゲストも 音譜






英国・コッツウォルズより愛をこめて





今から、パーティの始まりです。新郎新婦もホテル内での結婚式(この方たちはは英国にしては珍しく、人前結婚式で式を執り行われていました)を終えくつろいだ雰囲気です。



英国・コッツウォルズより愛をこめて



バンドのライブもあり、これから宴たけなわになります。



この方たちの演奏、とてもよかったので私たちも便乗して音楽を楽しませていただきました。



ということで、「バーンズリー・ハウスを征く」シリーズももめでたく結婚式のご報告をさせていただいたところで、お開きとさせていただきます。



どうもありがとうございました。



「バーンズリーハウを征く」は全7回シリーズになっております。

昨日までの記事は以下のリンクからどうぞ。



バーンズリー・ハウスを征く (1)

バーンズリー・ハウスを征く (2)

バーンズリー・ハウスを征く (3)


バーンズリー・ハウスを征く (4)


バーンズリー・ハウスを征く (5-番外編1)

バーンズリー・ハウスを征く (6-番外編2)




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 訪れたい英国の風景

バーンズリー・ハウスを征く (6-番外編 2)

2009年7月22日



今日は「バーンズリー・ハウスを征く(6-番外編 2)」になってしまいました。バーンズリー・ハウスのことを書きかけたときには、こんなに続かせようとは思っていませんでしたが、コッツウォルズ地方のいちばん素晴らしい場所のひとつでもあるこのあたりのことを書き出すと止まりませんでした‥‥お付き合いいただいてる皆さまに感謝申し上げます。



さて、昨日
はドアのお話で終わりましたね。このドアを抜けるとどこに通じるのか、ということでした‥‥。







    英国・コッツウォルズより愛をこめて



写真が小さくて見づらいかもわかりませんが、このドアには



「ここに関係のない方もお入りください」



というようなことが書かれています。



つまり、「どなたでもお入りください」という意味です。



ということで、さっそく中に入ってみると‥‥













英国・コッツウォルズより愛をこめて

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こんな景色が広がっていました。上の写真にいま入ってきたドアが写っています。ドアの後ろはこんなに可愛らしい花壇でした。そして、その先を進むと‥‥








英国・コッツウォルズより愛をこめて







なんと、ここもマナー・ハウス・ホテルだったんですね。







と、ちょっとわざとらしいリアクションをしてしまいましたが(;^_^A



実はこのホテルもよく利用しているところなんですね。



名前は、「バイブリー・コート・ホテル」
と言います。






英国・コッツウォルズより愛をこめて



ダイニングは、室内のレストラン、そしてもちろん英国ではおきまりですが‥‥屋外でもお食事をいただくことができます。





女性の方には日差しがちょっと気になるかとは思いますが、英国の夏を満喫するためにはカントリー・サイドの外の空気を吸わなければ始まりません!





日焼け止めと、上の写真のようにたいていはパラソルも置かれているので、日陰に入りながらでも、ぜひ英国の夏を楽しんでくださいね。





   英国・コッツウォルズより愛をこめて






ガーデンには、樹齢を経た大きな木がたくさんあり、小川も流れています。水の流れる音や鳥の声の他には、何も聞こえません。







英国・コッツウォルズより愛をこめて





この建物は1633年に建てられたようです。



なんと 376年前 のことです !!



今日はこのホテルで、結婚式が行われていたようです。その様子はまた明日
にお伝えしましょう。



「バーンズリーハウを征く」は全7回シリーズになっております。続きは以下のリンクからお願いいたします。


バーンズリー・ハウスを征く (7-最終日)



昨日までの記事は以下のリンクからどうぞ。



バーンズリー・ハウスを征く (1)

バーンズリー・ハウスを征く (2)

バーンズリー・ハウスを征く (3)


バーンズリー・ハウスを征く (4)


バーンズリー・ハウスを征く (5-番外編1)
 



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