Monthly Archives

2月 2010

■ 英国アンティークス

西洋アンティークのお勉強です^^

2010年2月2日

先日よりご紹介しております、アンティーク・ショップの中で、今日は陶磁器をご覧いただきますとともに、西洋白磁の歴史を少しひも解いてまいりましょう。


美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ





今の時代でこそ、西洋の白い素地のカップやプレートはごく当たり前のように感じられるかもしれませんが、この「白い素地」が生み出されるまで、長い道のりがあったことを、まずは述べておかなければなりません。





美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ




18世紀初頭まで、東洋からシルクロードなどを経由してもたらされた白い素地の磁器は西洋人の憧れであり、まさに神秘的な象徴そのものであったと伝えられています。





美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ



しかしながら、当時その白い宝石=磁器を西洋で作り出すことは、限りなく不可能、まるで錬金術のようであると考えられていたそうです。



美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ



14世紀頃から巨大な財力と権力を誇ったイタリア・フィレンツェのメディチ家やドイツでも、白磁開発のさまざまな研究をする一方で、17世紀の大航海時代の到来により、中国や日本の磁器製品がどんどん西洋に入ってくるようになると、それらの純白の磁器と美しい色絵の人気は沸騰し、ヨーロッパの王侯貴族が競うようにしてそれらを求めるようになります。



ですので、いまでも英国のお城やマナー・ハウスには、よく日本の柿右衛門などの磁器がよく飾られているんですよ。


「マナー・ハウスに日本の磁器?」



「似合わないんじゃないの?」



と思われるかもしれませんが、西洋のキャビネットの中で輝く、日本の一級品は誇り高く、周りの風景ととても美しく調和しているんですよ。





美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ





そうして王侯貴族が大枚をはたいて、東洋の磁器を買い集めていたのですが、それにも限界があります。



そこに登場するのが、ザクセンの選定皇、フリードリヒ・アウグスト1世(後のポーランド王 アウグスト2世強力王)でした。





美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ





アウグスト皇自身が、東洋磁器のコレクターであったため、強い信念(執念?)をもって、白磁開発に取り掛かることを決意します。



数百年もの間、西洋では錬金術または魔術のようなものとされてきた、白磁の開発の夢をアウグスト皇は、たまたま知り合った錬金術師のベドガーに託そうというのです。



さて、二人の運命や如何に!



続きはまた明日です。また明日も楽しく、アンティークのお勉強をしましょう!




恐れ入りますが、お帰り前に下の3つのバナーをクリックしてお帰りいただけますと、とーってもうれしいです。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

    ダウン           ダウン          ダウン        

??????? ??????? ???????
美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ
blogram?????


関連記事
やじるし 216年前のミントンのカップ&ソーサー


やじるし ヴィクトリア時代のシルバー クリーム・ジャグ


やじるし 新しいアンティーク・センターがオープンします!



??·??????????????




ドレスデンのカップ&ソーサー


ドイツ・ドレスデンの注文製作による、美しいカップ&ソーサーです。1843年製。

■ ミニブログ♪

素敵な料理研究家の方にご紹介いただきました!

2010年2月1日


これはミニブログ♪です。今日のメイン記事はコチラ

そして昨日のクイズの正解はコチラ
からどうぞ。



英国アンティークス・オフィシャルブログ


(写真はイメージです)



いつもとっても美味しそうで、美しいお料理をブログに掲載していらっしゃるこの方
が私のショップ「英国アンティークス」
と、このブログをご紹介してくださいました。





ブログでご紹介いただきまして本当にありがとうございました!




英国アンティークス・オフィシャルブログ


(写真はイメージです)



この方
のお料理のレパートリーはとても広く、和食から中華、スイーツにいたるまで、どれもこれもとっても美味しそう。いつも指をくわえながら拝見しています(笑)。





英国アンティークス・オフィシャルブログ


(写真はイメージです)



大阪でお料理教室も開催されています。

ご興味のある方はコチラ
からどうぞ。



私のブログの方は、明日はアンティークの陶磁器をご紹介したいと思います。恐れ入りますが、 お帰り前に下の3つのバナーをクリックしてお帰りいただけますと、とてもうれしいです。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

    ダウン           ダウン          ダウン        

??????? ??????? ???????
美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ
blogram?????


関連記事
やじるし ロイヤルー・ウースター マッピン・アンド・ウエッブ


やじるし グローヴナー・ハウス・ホテル アンティークフェア


やじるし 英国のガーデニングセンター・秋の装い(6)



??·??????????????





スターリング・シルバー

スプーンセット


一生ものというよりも、何世代にもわたって使い続けられるスターリング・シルバー(純銀製)のスプーンセットです。


 訪れたい英国の風景

こちらが正解です!

2010年2月1日

英国アンティークス・オフィシャルブログ


 アップ  アップ  アップ

よろしければパワーアップした

「英国アンティークス・オフィシャルブログ」

で今日の記事をお楽しみくださいませ。



 *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o



これはミニブログ♪です。今日のメイン記事はコチラ
からどうぞ。


本当にうっかりしていました。



昨日クイズを出しながらメイン記事
で答えを書くのを忘れてしまっていました。本当に失礼いたしました!





さて、昨日の問題でしたが、下の写真の「道具」は何に使われていたものでしょうか、というものでした。



美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ



こんなにラブリーなんですが、実はこれは「モップ用のバケツ」なんだそうです。目



真ん中の穴の開いたところからモップを入れて、じゃぶじゃぶとモップを洗い、出してきて穴の周りのリボンや可愛いお花のついたところで、ぎゅーっと絞るのだそうです。



「もったいな~い」



と思ってしまいますが、マナーハウスのような邸宅には、ただのプラスティックのバケツはふさわしくありません、ということで、このようなものまであるんですね。



明日は、アンティークの陶磁器をご紹介したいと思います。恐れ入りますが、お帰り前に下の3つのバナーをクリックしてお帰りいただけますと、とてもうれしいです。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

    ダウン           ダウン          ダウン        

??????? ??????? ???????
美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ
blogram?????


関連記事
やじるし ロイヤルー・ウースター マッピン・アンド・ウエッブ


やじるし グローヴナー・ハウス・ホテル アンティークフェア


やじるし 英国のガーデニングセンター・秋の装い(6)



??·??????????????




ウラングラスの美しいプレート

今は入手困難なウランガラスのプレート。ミステリアスな光が特徴です。




■ 英国アンティークス

ちょっとユニークなアンティークたち

2010年2月1日

英国アンティークス・オフィシャルブログ


 アップ  アップ  アップ

よろしければパワーアップした

「英国アンティークス・オフィシャルブログ」

で今日の記事をお楽しみくださいませ。



 *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o



先日より、英国のとあるアンティーク・ショップをご案内しております。





美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ






英国人は古いものを大切にするという習慣がありますので、英国ではアンティークというものは、特別なものではなくとても身近な存在となっています。





美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ





こんな古時計をはじめ‥‥、




美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ




ミラーやランプ、







美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ




家具はもちろん



美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ




食器類もアンティークでコーディネイトをします。英国のテーブル・コーディネイトってとっても落ち着いているでしょう?



美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ




中には、こんなユニークなものもあります。



貝殻で作ったフレームですね。正直言って、私好みではありませんが、確かに同じ種類・大きさの貝殻を集めることはそんなに簡単なことではないと思いますし、ましてやそれがアンティーク品ともなれば、それなりに価値のあるということは、理解はできます。





美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ






こちらはとても珍しい作品です。





写真をクリックして大きくしてみていただければおわかりになると思いますが、これはミニチュアのティ・セットです。それもなんとすべて「魚の骨」から作られているそうですよ。そして、当時の手紙も添えられています。



こんな贈り物をもらったら、感動しちゃいますね~。ラブラブ




美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ





こちらは、ファイアー・ドッグというもので、暖炉で薪を乗せる台の役割をします。






美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ




こちらは、美しい女性のポートレートですね。きっとこの女性の恋人または家族が、お部屋に飾っていつも彼女を想っていたのでしょうか・





美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ




こちらはウランガラスでできている、ワイングラスですね。






美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ


このウランガラスはブラックライトを当てると蛍光色に輝く、美しいガラスです。ウランが原子力に利用されるようになる1940年までの間に製造されました。





ウランが入っているといっても極微量ですので、人体には影響はありませんが、現在ではウランを民間で手に入れることが難しいため、ほとんど生産されていないので、これらはとても貴重な品として取り扱われています。





今日も、最後までお読みいただきましてありがとうございました。





明日は、アンティークの陶磁器をご紹介したいと思います。恐れ入りますが、お帰り前に下の3つのバナーをクリックしてお帰りいただけますと、とてもうれしいです。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

    ダウン           ダウン          ダウン        

??????? ??????? ???????
美しい国、英国のアンティーク&カントリーライフ
blogram?????



関連記事
やじるし ロイヤルー・ウースター マッピン・アンド・ウエッブ


やじるし グローヴナー・ハウス・ホテル アンティークフェア


やじるし 英国のガーデニングセンター・秋の装い(6)



??·??????????????




ウラングラスの美しいプレート
 

今は入手困難なウランガラスのプレート。ミステリアスな光が特徴です。